sukigatakusanの日記

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誰かの為にご利益を授かりに行く場所

先日、『新美の巨人たち』で放送された総本山 長谷寺

礼堂で祈る事は平安時代に定着したそうで、興味深かったのが、祈ったら眠るという事。
それが当時のワンセット。

自分が知らないだけで今でもそれが行われてる所あるのかな?
少なくとも自分にとってはそれは信じられない事だったので、結構衝撃受けました。
何かの最中に寝るってなんかイケナイって思いがあるので。

それで、寝てどうすんの?て話ですが、ご利益は夢の中で告げられるものとして考えられていて、ご利益を求めて眠ったのだとか。

ご利益とはちょっと違いますが、夢で見た事ってどこか特別に感じたり、それこそ何かのメッセージなんじゃないかと思う事もあるので、そういった考えは今もあるのかなと思うと、時を越えた繋がりを感じて嬉しくなります。

当時の人はご利益を授かったら、それをどう生かしたのだろうか?
自分の為?それとも誰かの為?
後者だったらステキだなぁ。
今でも長谷寺が健在な所からして、後者な気がする。
長谷寺は、誰かの為にご利益を授かりに行く場所。
そんな事想像してたら、とても魅力的になってきた、長谷寺が。